映画(3)
黒い罠(Touch of Evil)
レンタルビデオ屋さんでブラブラしていて、 オーソン・ウェルスが監督してて出演している映画を発見。特に借りたいものもないので、借りてみました。
ただし、それは棚のすみっこにあるし、そもそも誰も借りてなさそうでした。 しかも、パッと見がなんかよく分からん部屋で男達がなにか話し合ってるようですが、雰囲気が暗いし、
古い映画ですが、なんか面白くなさそう・・・。とか、全然期待というものをしていなかったのですが、 これがいい意味で裏切られました。
内容の発端はアメリカとメキシコの国境で起きた爆破事件です。
物語は事件の解決以外に思わぬ方向に向かっていきます。
これを見ていて感じたことは、監督ウェルスの映画観が垣間見えたような気がすること。
なんとも独特な映像を作ってくれますね。特に、最初と最後のシーンは必見です。
彼は相変わらず、いい声してますが、演技も素晴らしかったです。
悪役の重要さを改めて認識させられました。
自分の人生を映画に注いでた人だなと、私が思っていた人で嬉しかったですね。
私が何回も見てしまう作品です。サスペンスまたはウェルス好きなら見ましょう。
そうでなくても、普通に楽しめますけどね。今、考えるとよくDVDが置いてありました。感謝です。
カサブランカ
ボガードさん、バーグマンさんの代表作。こちらは、TSUTAYAでも人気のDVDでほとんど貸し出し中です。
偶然あったときに借りてみました。
実は、結末を知っていたのですがね(^^;。
とりあえず、前半はゆっくり進行していった感があり、
ちょっと面白くないかもしれませんね。後半はその分盛り上がっています。
古い作品ですが、その後に様々な影響を残したと思われる内容でした。
特に、最後のシーンですね。あれだけでも借りたかいがあるというものです。
でも、個人的には「マルタの鷹」の方が好きです(ぉぃ
もどる